葬儀に小さな子供を連れていくときに知っておくべき常識

葬儀に小さな子供を連れていくときに知っておくべき常識

親戚のおじちゃんやおばちゃんなどが亡くなった場合には小さな子供を葬儀に連れて行くことになりますが、その場合には周りの人の迷惑にならないように十分に気をつける必要があります。
式の妨げにならないように十分に配慮するのは親の役目で常に神経を尖らせておく必要がありますし、静かにさせたいからと言ってゲームやスマートフォンを与えるのは失礼な行為となるのでやめるべきです。
式の途中で泣き出してしまった場合には無理をせずに退出した方が良いのですが、中には退出は失礼にあたると考えている人もいますがこれは間違った考え方です。
どのような形になるのか葬儀がはじまってみなければならないこともありますが、事前に夫婦で役割分担を決めておくのも一つの良い方法でそうすることにより当日合わせることなく対応するのが可能となります。
このように葬儀に小さな子供を連れていくときは大変なことが色々ありますが、知っておくべき常識を頭に入れながら柔軟に対応できるように色々と工夫をするようにした方が良いです。

葬儀におけるお焼香にかかる礼儀作法について

葬儀の際の礼儀作法は、あまり機会もなくご存じない方もいるかと思いますが、急に葬儀の場に直面することもありますので普段からその知識をもっておくことはとても大事なことです。
ここでは、その中でもお焼香の礼儀作法について説明します。
お焼香とは仏教において香を焚くことで、多くの場合は葬儀の際に香をつまにぱらぱらと落として焚く行為のことを指します。
礼儀作法は、宗教や宗派によって異なることがありますので事前に確認しておくことが望ましいです。
たとえば、浄土真宗では焼香はあくまでも自分自身の心身を清めるためのものであり、他の宗派のように右手でつまんだ香を額におしいただくことはしません。
また、回数についても真言宗や日蓮宗は通常3回なのですが、天台宗や浄土宗、臨済宗などでは特に定めはありません。
礼儀作法としては、遺族と僧侶に一礼したのち、焼香台に進み再度一礼し、右手で香をつまみ額におしいただき、静かに香炉の炭の上にくべます。
最後は合唱後、少し下がり遺族に一礼して席に戻るという方法になります。