葬儀には数珠は必要?数珠の種類や選び方を知ろう

葬儀には数珠は必要?数珠の種類や選び方を知ろう
葬儀に数珠は付き物ですが、これは本来の意味合いを言えば、文字通り数を数えるための珠であり、お坊さんがお経を唱えた数を数えておくためのものです。
このことから考えれば、お坊さんは身に付けますが、葬儀に参列するだけで別にお経を唱えるわけではない一般の人には不要のものでした。
ただしこれとは別に魔除けとか厄除けの意味もありますし、単に故人に対して敬意を示す意味もありますので、参列する人は全員が身に付けるものとされています。
とは言っても、必須かと言われるとそこまでのものではなく、無いのは許されないといったものではありません。
種類や選び方ですが、男女の区別の他、宗派によっても差異がありますので、本格的に選びたいという人は仏具店などで相談してみるのが良いでしょう。
そこまで深くはこだわらないという場合には、どのような宗派でも共通して利用できる略式の製品もあって、量販店でも販売されていますのでそれを選ぶこともできます。
葬儀や告別式で読み上げられる弔電の料金相場
弔電は、通夜や葬儀が執り行われる会場宛に開始時間までに届くことが理想であり、基本的には通夜に送るのが常識です。
しかし、現在では、読み上げが行われる葬儀に送る方も多くいます。
受取人は、喪主宛にするのが原則ですが、喪主が分からない場合には故人の名前に続けてご遺族様で送ることもあります。
文言は、自分で考えることができますが、忌み言葉やお悔やみだけでなく特有の敬称も難しいので注意が必要です。
一般的な文例には、「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
」や「在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。
」など数多くあり、自分の心情に適した文を選んだ方が無難です。
相場は、知人や友人に送る場合にはスタンダードな文言と台紙で1000円から3000円程度とされていますが、親交の深い知人や仕事上の知人に送る場合にはデザインに趣向を凝らした台紙や漆塗りのケースなど5000円から10000円前後の高級感のある弔電が送られています。